出品者の方

メルカリと買取店で価格を比較しようと思っている人へ

「メルカリと買取店だと、どっちで売ったほうが高いんだろう?」

「メルカリで売るか、買取店で売るか悩んでいる」

この記事は、そんな比較をしようと思っている人へ向けて書いています。

 

はじめまして!簡単な自己紹介をします!

メルカリせどりを副業として、収入源の1つとしているメルカリスマと申します。

買い物もよくしますが、今までたくさんの商品を販売してきた実績があります。

そして、本業はブランド品などの鑑定・査定をする鑑定士です!

毎日、お客様からたくさんの商品を買い取っています。

そんな鑑定士とメルカリどちらも経験しているからこそ感じることを、今日は書いていこうと思います。

買取店として、一番声を大にして言いたいことは

「メルカリの仕組みをわかってないのに、比べてくるヤツなんなの!」

です。

これが私達の本音です。

というのも、ここ最近はメルカリの知名度も爆発的に上がってきていることから、買取店とメルカリの価格を比べてくる人が増えました。

店「こちらの買取額は30000円です」

客「メルカリには40000円で出てたんだけど、、、」

みたいな感じです。

もちろん、メルカリと比較されることはまったく悪いことではありません。

より高く売りたいと思うのは当然のことです。

しかし、特にご高齢の方に多いのですが、

メルカリで出品したことがないので、手数料、送料、自分で手続きをする手間代などが頭に入ってない人が多いです!

なので、そんな人達に比較をするときに注意してほしいことをご紹介していきます。

 

比較をするときの注意点

比較をするときに注意してほしいことは、以下の5つです!

  • 手数料
  • 送料
  • 手間代
  • 売却後のトラブル
  • 見ているのは相場の金額か?

1つずつ解説していきます。

 

手数料

メルカリで販売をすると、必ず売った金額の10%が手数料としてメルカリ側にとられます。

これを「販売手数料」といいます。

例えば、10万円のモノを売ったとしたら手数料として、1万円差し引かれることになります。

どんなに高額でも、一律で10%なのでしっかり考えなくてはなりません。

1000円で売ったら、手数料100円なのであまり気にならないかもしれませんが、1万円引かれるのは大きいですよね。

高額なモノを出品するときは、特にこちらも計算に入れなくてはならないです。

 

送料

送料は、基本的に出品者が負担することが多いです。

なぜなら、着払い(購入者負担)にしていると、「送料でいくら取られるんだろう、、?」と購入者は不安になってしまって、売れにくくなってしまいます。

そのため、出品者が負担することが暗黙の了解になっています。

↓メルカリ送料一覧

昔はもっと安かったのですが、価格改定があり一部送料が上がりました。

上がったといっても、普通の宅急便と比べれば非常に安く送ることができます!

「らくらくメルカリ便」「ゆうゆうメルカリ便」などメルカリ限定の配送方法は、全国一律の送料だったりとなにかと安心です。

しかし仮に、出品しているモノが120サイズだとしたら1200円も送料がかかってしまうので、それも頭に入れなくてはなりません。

 

手間代

こちらを考えていない人が一番多いのですが、メルカリで出品するということは様々な手間がかかってきます。

「自分の時間の価値」を今一度考えてほしいと思います。

まず、出品する手間

まだ出品したことない人はイメージしずらいと思いますが、クオリティの高い出品ページを作るのは、骨の折れる作業です。

適当に写真を撮って、載せるだけなら楽なのですがメルカリはライバルも多いため、クオリティを高くしないと売れ残ってしまいます。

なので、商品が綺麗に見えるように写真を撮ったり、後々トラブルにならないように商品説明文にしっかりとした文章を書いていく必要があります。

次に、コメントに返信する手間

購入を悩んでいる人から、たくさんのコメントがきます。

「○○の部分のキズはどんな感じですか?もう少し分かりやすい写真を載せて頂けると助かります。」

などの、もっと詳しく教えて~といった内容や、

「○○円まで、お値下げ可能でしょうか?」

などの、値下げ交渉コメントです。

これら全てのコメントに、自分で受け答えしなければなりません。

中には、毎回のように値下げ交渉されるので、嫌気がさしてメルカリを辞めてしまったという人がいるくらいです。

メルカリでは、値下げ交渉が文化のようになっており、当たり前のようにしてきます。

これにいちいちストレスを感じているようだと、身体がもたないのでオススメはしません。

しかし、値下げをするかしないかは全て自分の好きに決められるのが、自由度が高くていいところだとも言えます。

最後に、発送の手間

商品が売れたら、発送も自分でやります。

まずは梱包をします。

割れ物や、高額品ならしっかりやらないとクレームに繋がるので注意が必要です。

そのあとに、郵便局やコンビニへ発送しに行きます。

 

ここまでが、出品することでかかる手間になります。

販売手数料、送料はすぐに計算できるので簡単なのですが、この手間代をお金に変換するのは難しいですよね。

私は、これらの作業にトータルどのくらい時間がかかるのかを考えて自分の時給におきかえて、計算しています。

時給100円とかになってしまったら、なんか悲しいですよね(笑)

 

売却後のトラブル

売却後にトラブルになるというリスクもあります。

私も過去に一度、トラブルになったことがあります。

商品が売れたので、発送したところ「写真にないキズがある。目立ったキズはないと書いてあったのに。」と返品したいと言われたことがあります。

キズが目立つか目立たないかは、人によって価値観が違うのでときどきこんなことも起こります。

また、ブランド品を出品した場合はもっとコワイことも起こりえます。

発送したあとにイチャモンをつけられ返品希望と言われます。

その送り返されてくる商品が、そっくりな偽物にすり替えられているのです。

個人間のやり取りなので、なにかとトラブルはつきものなのでそれも頭に入れておきましょう。

 

ハム先生
ハム先生
みんながみんな悪い人ではないぞ!

 

見ているのは相場の金額か?

あなたの見ている金額は、本当に相場の金額でしょうか?

「メルカリでは50000円で売られていた」

など、よく言われれる人が多いのですが

売られていた=あなたが出品すればその金額で売ることができる

では決してないです。

売られていた=出品されていた

のパターンが多いです。

50000円で出品されていたのを見ただけであって、それを誰も買っていないのなら相場の金額とは言えません。

仮に50000円で売れているページがあったとします。

しかし、よく調べてみると45000円で出品されている同じ商品が売れ残っているということもあります。

たまたま50000円の商品が売れたのか、時期的に売れやすいときだったのかは分かりません。

10人中8人が50000円で売ることができていたら、メルカリの相場は50000円と言うこともできるでしょう。

売られていた=出品者が好きな金額で出品している状態

という可能性があることを忘れないようにしましょう!

 

具体例

 

 

店「こちらの買取額は30000円です」

客「メルカリには40000円で出てたんだけど、、、」

先ほどのこの会話を例に出して、考えてみましょう!

仮にメルカリで40000円で売れたとします。

販売手数料は10%なので、4000円が引かれて36000円が残ります。

さらに送料が引かれます。

仮に120サイズだとしましょう。

1200円が引かれて、34800円が残ります。

梱包材費もかかりますが、たいした額ではないので今回は省いて考えます。

このケースだと、最初は30000円と40000円で1万円も差が出ていたように見えましたが、実際は4800円の差になりました。

あとは、手間代ですね。

出品ページを作り、コメント返信をし、売れなかったら定期的に値下げをし、売れたら梱包、発送をしにいく。

この手間と4800円が釣り合っているのかを考えていく必要があります。

 

まとめ

比較をするときの注意点

  • 手数料
  • 送料
  • 手間代
  • 売却後のトラブル
  • 見ているのは相場の金額か?

たしかに、メルカリのほうが高く売れる物もあります。

今説明したことを全部加味しても、メルカリで売ったほうがプラスだと判断されたのならメルカリで売ることを私はオススメします!

 

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【砕けた言葉で分かりやすく伝える】 こちらが当ブログの強みです。 あるブログ記事を読んでいる時、こんな経験はありませんか? 「丁寧に書かれているんだけど、言葉が固くて(難しくて)よく分からない、、、」 メルカリスマ講座では初心者に限らず、誰でも簡単に理解できるような書き方をしています。 もし、言葉遣いを見て不快な思いをしてしまったのならこれ以上は読まなくて結構です。 私は、言葉遣いよりも意味が伝わらないことのほうが問題だと思っています。
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