「送られてきた商品が、写真にも文章にもない破損がある」
「また梱包して送り返してなど、返品対応は面倒くさい」
「でも、なにかしらの対応してもらわないと納得できない」
この記事は、このように送られてきた商品に不備があったけど返品をするのが面倒くさい!という人へ向けて書いています。
結論、返品をせずに一部返金という形をとることができます。
私もまったく同じ経験をしましたがこの方法を使って、返品をせずに納得のいく対応をしてもらうことができました。
ぜひ最後までご覧ください!
お先に、実際に私が経験した経緯をお話していきます。
経緯

メルカリで扇風機を買ったのですが、写真にはうつってないかなり大きなダメージがありました。
電源コードが動物に噛まれたかのように、えぐれている箇所があり、使用するのにはまったく問題なかったのですが、なんか納得いかない気がしてモヤモヤしていました。

この場合、完全にあちら側に落ち度があるので返品対応してもらうことは可能なのですが
「返品するのが面倒くさい、、、、」
扇風機なので、割と大きいですしプチプチにくるんで段ボールにつめて、郵便局まで持っていくのは、かなりの重労働。。。
そこで、なにか方法がないか調べたところ「一部返金」という方法があることを知りました。
返品を行わず、一部返金する

一部返金とは、出品者のメルペイ残高か売上金の一部を購入者へ送って、謝罪をするようなイメージです。
みたいな感じです。
メルカリ規約にも以下のように書かれています。
出品者がお持ちのメルペイ残高(または売上金)を購入者へ移行し、一部返金を行うことが可能です。
一部返金の手順

具体的な流れは以下の通りです。
- 取引メッセージで、記載のない不備があったため一部返金希望なことを出品者へ伝える
- 出品者も合意した場合、いくら返金するのかを話し合って決める
- 取引メッセージ内で、お互いに返金額に合意していることを明記する
- 返金額をお問い合わせ本文に明記し、事務局まで連絡する
1.取引メッセージで、記載のない不備があったため一部返金希望なことを出品者へ伝える
商品が届いたら、受け取り評価をする前に必ず細かな状態や、動作確認をしましょう!
受け取り評価の重要性をあまり理解していない方は、こちらの記事をご覧ください。

チェックをしていたら、明らかに書かれていなかった不備があったので、すぐに取引メッセージで出品者に連絡しました。
「商品確認致しました。コードがえぐれており、写真にも文章にも記載がないのはどういうことでしょうか?」
↑実際に送った文章です。
騙されたのでは⁉と不安になっていたため、口調が強くなってしまっていたこと反省しています(;^ω^)
すると、「使用するのには問題はないと思う。コードに傷が付いているのは知っていた。ごめんなさい。要望には応えますのでよろしくお願いします。」
要約すると、このような返事が返ってきました。
少し日本語に違和感があったので、外国人だったのかもしれません。
ちゃんと対応する気のある人でよかったです。
2.出品者も合意した場合、いくら返金するのかを話合って決める
相手がなにかしらの対応をとってくれる気があることが分かったので、一部返金の話を持ち掛けてみました。
「返品をするとこちらも手間になってしまうので、一部返金をいうのは可能でしょうか?コードの分で○○円ほどの一部返金を希望致します。いかがでしょうか?」
このような文章を送りました。
すると、金額にもすぐに納得してもらえて話が進んでいきました。
そしてこの一部返金の対応は、間に事務局が入らないとできないようで、相手がすぐに事務局に問い合わせをしてくれました。
こちらから、事務局に連絡を入れるのもアリです!
返金額は出品者と2人で話し合って決めないといけないので、揉め事にならないように注意しましょう。
お手続きは事務局で行いますので、まずはお客さま間で「返金額」をお決めください。
↑メルカリ事務局から送られてきたメッセージにも、このように書かれていました。
3.取引メッセージ内で、お互いに返金額に合意していることを明記する
相手が事務局に連絡してくれていたので、事務局から私のほうに連絡がきました。
その文章には、一部返金手順として、「取引メッセージでお互いに「返金額」に合意していることをご明記ください。」と書かれていました。

なので、例文の通りに「商品代金○○円のうち、○○円の返金に合意します」と相手との取引メッセージに入力しました。
4.返金額をお問い合わせ本文に明記し、事務局まで連絡する
そして手順2には、「「返金額」をお問い合わせ本文に明記し、事務局までご連絡ください。」と書かれていました。

こちらの問い合わせは、自分から行いました。
問い合わせの手順も画像と一緒にご説明していきます。
1.「マイページ」→「ヘルプセンター」

2.対象の商品を選択

3.「商品に問題がある」

4.「届いた商品が説明文と違う/壊れている」

5.下までスクロールし、「お問い合わせはこちら」

6.下のように状況を入力する

以上です!
このように「ヘルプセンター」から進み、当てはまるものを選んでいくだけで事務局に問い合わせをすることができます。
注意点

返品をせずに一部返金を申し込むときの注意点は、以下の2つです。
- 法外な金額を要求しない
- 相手と合意がとれなかったら諦める
法外な金額を要求しない
お金をたくさん返してくれたら嬉しいのは、分かりますが常識はずれな金額を要求するのはぜったいにやめましょう!
お手続きは事務局で行いますので、まずはお客さま間で「返金額」をお決めください。
↑運営からのメッセージ抜粋
返金額を決めるとき、あいだに事務局は入ってくれません。
2人で決めなければなりませんので、提案する金額で揉め事にならないよう注意しましょう!
キズの度合にもよりますが、商品価格の1割くらいで提案してみるのがいいかと思います。
相手と合意がとれなかったら諦める
一部返金をするには、お互いの合意がぜったいに必要です!
事務局が取引メッセージの会話を見て、「2人とも合意しているな!」と判断されてからでないと、手続きしてもらえません。
↓事務局からのメッセージにもこのように書かれていました。

相手が一部返金を拒んだのなら、いさぎよく諦めましょう!
無理やり、合意しているような文章を送らせることはアウトです。
そのやりとりも全部、事務局は見ることができることを忘れずに。
ただ、なにも対応してもらわないのはおかしいので、かわりに返品対応をしっかりしてもらいましょう!
一部返金のメリット

返品をせず、一部返金をすることで「出品者」「購入者」にはそれぞれメリットがあります!
出品者のメリット
送料を負担しなくていい。
返品するときの送料は、出品者が負担するという決まりはありませんが、責任のあるほうが負担することが暗黙の了解です。
今回のケースだと、出品者が負担する可能性が高かったと思います。
送料を払うくらいなら、一部返金したほうが安く済むケースもあるでしょう。
再出品しなくて済む
返品されてしまった場合、また出品し直さなくてはなりません。
その手間がなくなると考えたら、一部返金は安いものかもしれませんね!
購入者のメリット
発送する手間がなくなる
返品の送料を相手がもってくれたとしても、梱包して発送しに行くのはあなた自身です。
大型商品だと、かなりの重労働なのでそれをしなくていいのは大きなメリットですね♪
買い直さなくて済む
返品をしてしまうと、また別の人から買わなくてはなりません。
「一番お買い得なのはどれだ~?」
と、選ぶのは意外と大変だったりします。
まとめ
・商品が届いたら、評価の前に必ずチェック!
・送られてきた商品に不備があったら返品だけでなく、一部返金でも対応してもらえる!
・取引メッセージで相手と話す→合意を得たら、お問い合わせへ
返品対応が面倒くさいからと、諦めないように!!